和歌山市 太田
ブラジリアン
立派な店構えが印象的な老舗の喫茶店です。
若い頃から何度か利用したこともあり、個人的にも思い出深いお店に久しぶりに訪問です。
お昼の訪問だったこともあり、ランチでもと思ってメニューを確認したところ、意外なことにランチメニューがありませんでした(汗)
若干ですが珈琲か紅茶が割安になるだけのようで少しがっかりさせられました。
色々と思案した挙句、旦那がオーダーしたのが
ビーフカレードリンク付き(980円)
至ってシンプルなビーフカレーです。
ルーは緩めで、どちらかというと欧風カレー的でした。
よーく見ると、ルーの中に数個ですがビーフさんがお見えになってます(笑)
大振りのサイコロ状にカットされたビーフがルーの中から、さりげなくアピールしていますね。
食べ進めるほどに辛さがどこからかじんわりと染みてくる、後だしじゃんけんタイプ(笑)
素朴な人だと侮っていると案外そうでもなかったと思える人に似てますね。
そして私のオーダーがこれ!
海老フライセットドリンク付き(1480円)
初見はぶっちゃけ 「ちいさいかもねぇ・・・」 でした。
海老フライはサイズこそが命と自負する私にとっては、非常に物足りない第一印象でございます。
しかも、頭ついてないし・・・
これはいよいよガッカリモード突入かと思いながら、本体にナイフを入れてみましたところ!
おいおい!プリプリやんけ!しっかり身の詰まった海老さんがそこに居ましたよ。
これはかなりサプライズ。期待していなかっただけに、いい意味で裏切られました。
衣もちょっと独特で、サクサクというよりはしっとりしている感じでした。
サクサクこそがフライ物の醍醐味だ、と思う既成概念を少し覆されるような、不思議な味わいで癖になりそうです。
コンソメスープも強い味ではなく、おとなしめの風味でよかったです。
主役の海老フライの味わいをしっかり引き立てていました。
ご飯もおいしく炊きあがっていました。
メインに不満はなくてもご飯が残念なお店って結構遭遇しますから、ここは重要ですね。
とはいえ、料金的にはいささか不満が残るところ。
この内容で1480円はさすがに少し割高感を否めませんでした。
店内は古きよき時代の純喫茶のまま。
華美な装飾や調度品などはありませんが、使い込まれたテーブルや椅子が素晴らしくいい味わいを醸し出しています。
入り口付近のプランターも雑然としているようで、どこか哀愁を感じるのは私だけでしょうか?
形にはまらない形に深い美意識を感じました。
今回久しぶりに訪問してみて再認識したことは、老舗の喫茶店はやっぱり落ち着くということです。
お洒落なカフェも素敵ですが、静かに過ごせる空間という意味で老舗喫茶の存在は重要です。
今後も老舗喫茶を開拓して、みなさんに紹介していきたいと思いました。
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営業時間
・8:30~20:00(日・祝は19:00迄)
定休日
・火曜日
駐車場
・有