岩出市山崎228
山崎食堂
バスのラーメン屋さんで有名なお店に初訪問です。
確かにバスですけれど外観は強烈にくたびれちゃっています(笑)
昭和の頃は地元にも何軒かのバスのお店はあったものの、今はこちらが最後の砦となったようです。
果たしてどんなお店なのか興味津々で入店しました。
当然ながら中華そば(600円)をオーダー。
ご高齢のご婦人がお独りで切り盛りされていて、たどたどしい足取りで運んできてくれたのがこれです。
醤油豚骨系のスープは慣れ親しんだ和歌山中華そばのビジュアルです。
麺は細麺ストレート。
白い色合いが印象的でした。
具材はチャーシュー・シナチク・なると・もやし・ネギのスタイル。
一般的な構成ながら唯一もやしが使われていることに問題発生です!
実はもやしの入っているラーメンって苦手なのですよ(汗)
もやし自体が嫌いなのではなくて、ラーメンにもやしが入っているパターンが苦手なのです。
素敵なスープの風味がもやしの風味に負けちゃってる場合ってないですか?
いつの頃からかどうにも気になってしまっていました。
チャーシューは適度に厚みがあり、脂身のバランスも好みのタイプでした。
やや残念だったのは、チャーシューが冷たかった点です。
多分、冷蔵庫から取り出した直後の使用だった為かと思われます。
熱いスープや麺をすすった直後に冷たいチャーシューって、う~ん…って感じです。
見慣れないビジュアルの巻き寿司と早寿司もありました。
巻き寿司はかなり大きめなので、これ一本でも結構お腹が満たされそうでした。
おでんもありました。
スジ肉って関東のおでんには無い具材だそうですが、こちらはバッチリ扱ってました。
メニューは至ってシンプルで価格も良心的です。
何度か料金改定されたのか、薄っすらと以前の価格表記の面影が残っています。
今より安かったと考えると驚きますね。
バスを利用してこの地でお店を始めて45年になるそうです。
すでにエンジンを取り外しているので走行することは不可能ですが、最初は自走してここに運んできたそうですよ。
ご婦人はこちらに来る以前は和歌山市内で屋台のラーメン店を営んでおられたそうです。
半世紀を越えるキャリア恐れ入りました。
店内?車内にはご婦人の趣味の大衆演芸関連の絵やグッズが沢山飾られています。
そちらに疎い私達にはどれを見ても梅沢富美男に見えてしまって違いが分かりませんでした(汗)
色々とお話を伺っていざ精算となった時、ちょっぴり値引きしてくださいました。
ご婦人の粋なはからいがとっても嬉しくて、昭和にタイムスリップしたような訪問となりました。
お邪魔しました。いつまでもお元気で!
中華そばにもやしってどう?
もやしを入れない中華そばなんて。。。って人は↓↓↓をクリック!
入っていない方がいいって人は↓↓↓をクリック!
営業時間
・16:00~24:00
定休日
・火曜日
駐車場
・有