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小手穂

otebo

和歌山市 森小手穂

小手穂

 

老舗の喫茶店でこれまでにも何度か訪問しているお店です。

今回は名物の 『小手穂カレー』 をお目当てに伺いました。

 

カレーのメニューは以下のような感じになっています。

じっくり確認すると、何やらご大層な説明分がありますね。

『創業者が国内外を食べ歩き、気の遠くなる時間をかけて作り上げたカレー』

だそうで、これはかなり期待できると思いました。

さらに、その気の遠くなる時間をかけて作り上げられたカレーを、2倍旨くする食べ方まであるそうで、丁寧に解説してくれていました。

どうやら2倍旨くするには 『たまごセット』 を別でオーダーする必要がありそうです。

どうせ食べるなら2倍旨くなった状態を食したいと思うのは当然の欲求。

そういう訳で素直にお店の思惑通りにオーダーしました(笑)

 

 

カレーライス(600円)カレー用タマゴセット(100円)

運ばれてきた状態がこれ。

第一印象は古風なカレーといった感じで好感がもてました。

アップでどうぞ!

ルーはなるほど、『気の遠くなる時間をかけて』 じっくり作りこまれた物なのでしょう、具材やスパイスは勿論のこと、途方も無い歳月が溶け込んでいるようです(笑)

ライスの盛りが少々乱雑なのも気の遠くなる年月が作り上げたクオリティーなのでしょうね。

そしてこちらが注目のカレー用たまごセット。

可愛い器には、たまご・ソース・スパイス、が入っています。

最初にたまごを混ぜ混ぜします。

器が小ぶりなもので、これがちょっと注意の必要な作業となります。

油断したらOBしちゃいますからね(笑)

ほどよく混ぜたたまごにソースを注ぎます。

説明文によるとこのソースは 『こくうまソース』 とネーミングされていました。

仕上げにスパイスを投入します。

このスパイスも説明文的には 『うま辛パウダー』 とネーミングされていました。

なんというか、いちいち大仰だと感じたのは私だけでしょうか(笑)

最終的に全体をじっくりなじませ、いよいよカレーに投入します!

さて、どういう味わいなのか興味津々です。

 

ルーとたまごを馴染ませて、そっと口に運んでみたところ、カレーは基本的にビター系の味わい。

気の遠くなる時間をかけて作ると、若干の苦味が加わるのでしょうかね。

たまごセットのパワーが加わり、ビターさは多少軽減されましたが、旨さが2倍になったと実感できたかどうかについては疑問です。

基本的なルーの分量が多めであることは嬉しいけれど、たまごセットが加わるとシャブシャブになっちゃって、ライスとルーの分量比率的に問題があると感じました。

旨かったかどうかや、たまごセットを投入してその旨さが2倍に感じたかどうかについても、沢尻エリカ的に言うなれば 『別に。。。』 ですね(汗)

偶然ですが、一つ隣の席に座っていた男性数名が同じくカレーを食べていて、口々に 「たいしたことないなぁ」 とぼやいていました。

 

カレーの話が長引きましたがこちらもオーダーしていました。

小手穂ランチ(750円)

一日限定50食の人気メニューということで、今回はこちらをオーダーしました。

配膳された状態が上の画像で、初見はこれまた仰々しいなぁといった印象でした。

蓋を開けるとなかなかゴージャスな印象。

キスのフライ・煮込みハンバーグ・温泉たまご・サラダ・切り干し大根・茄子の天ぷら・マカロニサラダ・お漬物・吸い物。

キスのフライ

タルタルソースが添えられていて、それを付けて食べるとほとんど臭みも感じず美味しくいただけました。

 

煮込みハンバーグ

豚ミンチのにおいがかなり強く、お世辞にも美味しいとはいえない代物でした。

これがメインだとすると、見た目とは裏腹に味わい的に少々残念なクオリティーでした。

切り干し大根・天ぷら・漬物・サラダについては特に印象はありません。

端的に美味しかったか?と聞かれれば、NO!と言わざるを得ないかと思います。

ご飯は形押ししていて見た目には好印象なれど、ご飯が潰れてしまっていて勿体無いなと思いました。

パラっとふりかけられているごま塩も潰れたご飯では充分な働きも叶わないことでしょう。

 

吸い物と温泉たまごについても特に印象はありません。

750円という価格設定を考えると充分頑張っているとは思いましたが、味的にはそれほど満足できるものではありませんでした。

 

ドリンク(+200円)

食後のドリンクです。

シンプルなデザインのカップには薄めの珈琲が注がれていました。

アイスティーも見た目的には少し薄いようでした。

もしかすると食後限定200円ドリンクは通常メニューとは異なる中身なのかと感じました(笑)

店内はご覧のように数十年の歳月が素敵な雰囲気をつくりあげています。

椅子やテーブルの痛み具合ひとつとっても、それが無二の調度品のような味わいがあります。

歴史を感じるお店も年々姿を消してしまっている昨今、こういうお店がこれからも長く続いてくれると嬉しいですね。

店頭のディスプレーにも昭和なテイストを感じずにはいられません。

ディスプレーの横にまたしても仰々しくカレー推しののぼりが写り込んでいますね(笑)

お店の外壁には小手穂ランチのポップが額付きで掲示されていました。

直前に食べたそれとはちょっと内容に差異があるのは気のせいか(笑)

その他にモーニングも数種類あるようですね。

よーく見るとここにもカレーがありますやん! もう  『またお前か・・・』 ですね。

 

カレーはともかくとして、ノスタルジーな思いに耽りたい時には訪れたいお店です。

その節には宜しくお願いしますということでお店を後にしました。

 

店名が地名にちなんでると知ってたぞって人は↓↓↓をクリック!

 

おてもやんにちなんでだろって人は↓↓↓をクリック!

 

営業時間

・8:00~18:00

定休日

・水曜日

駐車場

・有

 

 

小手穂喫茶店 / 岡崎前駅吉礼駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

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