和歌山市 雑賀町
喫茶店 浜
今回は創業昭和33年!和歌山市で最古の喫茶店とも言われるこちらのお店に満を持しての訪問です。
かれこれ60年近くもこの地で営業されている奇跡のお店です。
それでは早速店内の様子をご覧ください。
椅子・テーブル・壁・天井・照明・床、それぞれが歴史的な色彩感を加えられて見事なまでに調和しています。
この雰囲気は時間の経過が加わらないと絶対に作り出せないものですね。
加工されたジーンズのビンテージもどき品と本物の着古したビンテージ品には歴然たる差があるように、こちらのお店のビンテージ具合も半端ないクオリティーであることが一目でうかがい知れますね。
店内は約40席あり思った以上に広く感じました。
入り口脇にはカウンターがありました。
棚には年季の入ったグラスやカップが整然と並んでいて店主さんの几帳面な性格を感じました。
こちらでは軽食関連のメニューは扱っていなくて、シンプルにコーヒー・紅茶・他に数種類の飲み物だけを扱っていました。
その中で今回はアイスコーヒーをオーダーしました。
アイスコーヒー(350円)
物腰の穏やかな初老の紳士の店主さんがオーダーを受けてから丁寧に豆を挽いて入れてくれました。
切子のグラスが実に立派です。もしかするとこのグラスも価値がある物かも知れません。
きちんと豆を挽いて入れてくれたコーヒーは酸味も柔らかで苦味との調和も良く、とても好みの味わいでした。
店内の壁には今では希少になった海亀の剥製なども複数飾られていましたよ。
そして、その横には立派なペンギンの剥製もありました。
ペンギンさんの毛並みがちょっと汚れ気味なところにすら歴史を感じさせてくれますね!
この他にも色々と興味深いアイテムが店内にはいくつもありました。
古い音響機器やレコードの数々もマニアにはたまらないだろうと思われます。
窓際からは真田堀川が見えました。
往年のご当地ソング、和歌山ブルースを口ずさみつつ静かに流れる川と穏やかなひと時をリンクさせました。
何も足さず、何も引かず、ただただ時間が作り上げたクオリティー。また再訪したいと思うお店でした。
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営業時間
・7:00~18:00
定休日
・日曜日
駐車場
・無し