和歌山市 中ノ店南ノ丁
純喫茶 ヒスイ
今回は昭和30年代からぶらくり丁で営業している老舗の純喫茶ヒスイさんに初訪問です。
当日はモーニングを頂こうと午前中に訪問しました。
入店すると事前の情報で承知していたとはいえ、店内のゴージャスさに驚かされました。
1階部分は画像の半地下部分と通常の１階フロアに分かれています。
2階にも客席フロアがあるようですが階段に「現在使用していません」と掲示物があり撮影は断念しました。
ぐるりと周囲を見渡すと、どこもかしこも重厚な趣きのある内装で圧倒されます。
壁・柱・天井・調度品、どれもがラグジュアリー感満載で喫茶店の域を超えています。
窓もステンドグラス調で差し込む光すら荘厳に感じました。
光の中心にはモナリザが穏やかな微笑みを浮かべていました。
1階から2階へと吹き抜けになっていて、天井には立派なシャンデリアが見えます。
今は寂れたぶらくり丁ですが、賑やかだった頃は多くのお客さんがこちらを利用したことでしょうね。
50年以上も歴史を刻み続けた店内は、時間だけが生み出し得る風格を漂わせていました。
店内の紹介が先行しましたが、店頭にはモーニングサービスの掲示がされていました。
三種類のバージョンがあるようですが、今回は最上位のバージョンをオーダーしました。
モーニング（530円）
80歳をゆうに超えられているであろう店主さんが、一歩一歩、足元を確かめながら運んでくれたのがこちらです。
ハムエッグ・ポテト・野菜サラダの構成になっています。
別のお皿に二食分のトーストとマーガリンとジャムが載せられて運ばれてきました。
トーストは厚みがあって食べ応えがありました。
ジャムやマーガリンを好みで使い分けれるのは嬉しいですね。
ホットコーヒーも真っ白なカップに注がれていました。
白い食器はそれだけで清潔感が高まりますね。
フルーツも可愛い小さな器でやってきました。
とっても甘いネーブルとバナナの組み合わせにほっこりしました。
ご高齢のご夫婦二人だけで営業されていますので、給仕に関しては少し危なっかしい印象を受けます。
せっかちな人には不満を覚えるほど緩い部分もありますが、多いなる配慮をもって見届けてあげてくださいね。
翡翠は美しい宝石。喫茶ヒスイも時を経てさらに輝きを放つ存在になることでしょう。
いずれまた伺いますね！
ぶらくり丁の由来は？
軒先に商品をぶら下げてたから！って人は↓↓↓をクリック！
ち○ち○ブラブラぶらくり丁でしょ！って人は↓↓↓をクリック！
営業時間
・9：00～18：00
定休日
・火曜日
駐車場
・無
