和歌山市 加太
淡嶋神社
こちらには幼い頃に母と訪れた記憶があります。
鳥居の前にはお土産屋さんが並んでいて
店先で焼かれているサザエのつぼ焼きの匂いがたまりません。
そんな淡嶋神社の由来って知らなかったのですが調べてみました!
その昔、神功皇后が三韓出兵からお帰りの際、
瀬戸の海上で激しい嵐に出会いました。
沈みそうになる船の中で神に祈りを捧げると、お告げがありました。
「船の苫(とま)を海に投げ、その流れのままに船を進めよ。」
その通りに船を進めると、ひとつの島にたどり着く事が出来ました。
その島が、友ヶ島です。
その島には、少彦名命と大己貴命が祭られていて、皇后さまは助けてくれたお礼の気持ちを込めて、
持ち帰ってきた宝物をお供えになりました。
その後、何年か経ち、神功皇后の孫にあたられる仁徳天皇が友ヶ島に狩りに来られ、いきさつをお聞き
になりました。
そこで、島では何かとご不自由であろうと、お社を対岸の加太に移され、
ご社殿をお建てになったのが、加太淡嶋神社の起こりとされています。
ご祭神の少彦名命は、医薬の神様。
特に、女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験あらたかといわれています。
毎年3月3日の雛祭りに雛流しという行事があるので、雛人形やぬいぐるみなどを納めます。
境内をたくさんの人形が埋め尽くしています。
この他に2月には針供養で、裁縫の針等を納める塚があったり、四季折々の行事があるそうです。
七夕の行事は、子供に夢を与えたいと無料で短冊を準備してくれているらしいのでお願い事を書きに行っても良いかもしれませんね。
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・人形の供養受付は9:00~16:00まで(仏滅の平日は受付できません。)
・参拝 9:00~17:00
・駐車場 有
・宝物殿 10:00~14:00
・入館料 大人300円 小人200円
・月曜日休館