一富士食堂

和歌山市紀三井寺672

一富士食堂

 

紀三井寺正面の老舗の食堂。

今回は一富士食堂さんにお邪魔して来ました。

立地は画像でお分かりいただけるように紀三井寺の正面。

最近は寂しくなった印象のこの地で約100年営業されています。

現在は三代目が営む店内はこんな感じ。

100年の歴史をそこかしこに感じられる空間です。

メニューを見るとうどんとお蕎麦に絞り込んだ営業だと分かります。

おすすめにあるたーちーめんがネーミング的に異彩を放っていますね。

いなり寿司や早なれ寿司も扱っているようですね。

以前は他のメニューも扱っていたようですが現在はこの営業方針です。

たーちーめん（735円）

お勧めのたーちーめんになります。

和風出汁ベースの中華そばと考えるとイメージしやすいですかね。

スープには多分ほんの少しだけ豆板醤が使用されていますね。

和風出汁の優しい味わいに少しだけ刺激とコクが加わっていました。

具材は豚肉。

非常にシンプルな存在ですがお出汁とよく合います。

そして薄焼きの玉子焼き。

かなり薄いので味わいに与える影響は微々たるもの。

これ以外にはわかめ・しなちく・ネギなどが使用されていました。

中太ストレート麺。

以上がたーちー麺になります。

ところで肝心のネーミングについて興味ありますよね？

どうしてたーちー麺なの？と単刀直入に店主様に伺ったところ

「なんとなくかなぁ・・・孫に聞いたら、たーちー麺だっていうもんで・・・」

との丁寧なご回答をいただきました（笑）

きつねうどん（578円）

もう一品はこちらにしました。至ってシンプルですね。

こちらにも薄焼き玉子焼きが使用されています。

お店の個性を感じる唯一のポイントですね。

注目の油揚げですー！

ちょっと甘めの懐かしい味わいでした。

うどんはこんな感じです。

出汁はたーちー麺のベースでもあった和風出汁。

油揚げの味が出汁に馴染んでよかったです。

いなり寿司（90円）

折角なのでいなり寿司もオーダーしてみました。

見た目から油揚げがかなりジューシーだと分かります。

中身はシンプルな酢飯。

お酢と油揚げの味が沁み込んで美味しかったです。

食後に店主様と少し雑談させていただきました。

100年続くお店は店主様の代で終了する予定とのこと。

観光客も年々減少していますし、後継者不足などもあり

現在の営業で体力的な限界を感じたらそこまでと仰ってました。

紀三井寺に訪れる方は一度このお店も覗いてみませんか？

和歌山で100年続く食堂ってなかなか無いですよ！

駐車場は店舗裏に1台分あります。付近にはコインPもあります。

私達もまたお邪魔しますね！

 

どっちに興味ありますか？

たーちーめんって人は↓↓↓をクリック！

きつねうどんって人は↓↓↓をクリック！

 

営業時間

・11：00～16：00

定休日

・不定休

駐車場

・有