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和歌山市 中島

四丁目のたこやき

 

今回はたこ焼き屋さんに訪問です。

それなりの年齢の人ならば充分周知されているでしょう四丁目のたこ焼き屋さんです。

以前は本町四丁目の交差点付近で営業されていました。

当時は絶大なる人気を誇っていた有名店で、常に店先にはお客さんの姿を確認できたものです。

数年前に現在の場所に移転され、今も変わらず当時の味を提供されています。

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商品は三種類の中からお好みで選択します。

しょうゆ味とソース味は以前から知っていたものの、素焼きがあったのは記憶していませんでした。

素焼きを選択された人はマイソースやその他の調味料などを使って食べたい人なのでしょうね。

私たちは今回はシンプルにソース味をオーダーしました。

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以前の店舗から使い続けていると思われる鉄板が実に立派です。

どれだけの歴史をみとどけてきたのでしょうか。文化財級の存在感だと思えました。

オーダーを受けてから親父さんがネタを鉄板に流し込みます。

本町で営業されていた頃の印象では鉄板が常にフル稼働でしたが、場所を移転した影響なのか当日は少々寂しさがありました(汗)

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非常に丁寧に焼き上げてくれました。

作業の手つきは芸術の域に達するレベルで、鉄板の上で丸いたこ焼きが右に左に移動を繰り返していました。

火の通りの違いを見極めて全てのたこ焼きを均一に焼き上げるには細心の注意が必要なのでしょうね。

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仕上がりがこれです!

昭和の頃は薄く削った木材が素材の船と呼ばれる容器に盛り付けられるのが一般的でしたが、現在はポリ容器に進化していました。

見た目は華美な装飾もなく非常にシンプルで古き良き時代のたこ焼きそのものです。

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自宅に持ち帰り早速食べてみましたよ。

お箸で挟んでいる画像になっているのには理由があります。

爪楊枝では本体が緩すぎて持ち上げられなかったのです。

外はカリっと、中はトロトロ!本当に丁寧に作りこまれた職人技のたこ焼きで恐れ入りました。

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無粋ながらタコの存在もチェックしてみたところ、ひとつひとつに大きめのタコが投入されていました(笑)

美味しいたこ焼きを食べていると、ふと昔を思い出しました。

子供の頃に通った近所の駄菓子屋さんではたこ焼きも販売されていたのです。

そのたこ焼きは安価ではあったもののタコの代用品として竹輪を使っていました。

その竹輪も入っていたりいなかったりとアバウトで、愚かな幼少の頃の私は。。。

『おばはんとこのたこ焼きは

タコ入ってへんからメリケン粉焼きやんけ!』

どんな顔をしてあのような台詞を吐いたのか、その場にタイムスリップできるなら殴りつけてやりたい思いでございます(汗)

ほろ苦い記憶が蘇りましたが私にとってたこ焼きの味わいは、自身をノスタルジックにさせる効果があります。

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満面の笑みを浮かべてらっしゃるのが店主さんです。

ちょっと強面ではありますが、その作業は非常に繊細です。

たこ焼き一筋で30年以上も営業されているお店は多くはないと思います。

今後も定期的にノスタルジーに浸りたくなったら伺いたいと思います。

 

タコの入っていないたこ焼きを何と呼ぶ?

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営業時間

・10:00~20:00

定休日

・不定休

駐車場

・有

 

四丁目のたこやき 本店たこ焼き / 宮前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2

 

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