木鶏（モッケイ）

和歌山市 湊

カフェレスト木鶏（モッケイ）

今回は古い喫茶店巡り。

ガーデンパレスのすぐ傍で昔から営業されているお店に初訪問です。

まずは看板！　恥かしながら木鶏を読めませんでした（汗）

当然その意味も理解しておらず、ちょっとウイキペディア先生に教えてもらいました。

“木鶏（もっけい）とは、荘子（達生篇）に収められている故事に由来する言葉で、木彫りの鶏のように全く動じない闘鶏における最強の状態をさす”

言われてみれば、この地に腰を据えて営業しているその様は、まさしく木鶏そのものですね。

入店すると初老のご婦人が一人で頑張ってらっしゃるお店だとすぐに理解しました。

店内には手書きのメニューがあちこちに掲示されています。

お世辞にも豊富なメニューとは言いがたいものの、しっかり急所は押さえている点は流石だと思いました。

早朝6時40分から営業されているようで、モーニングセットも複数のバージョンを確認できました。

ご婦人ひとりでの営業と考えると、体力的にもかなり厳しいことは容易に想像がつきますね。

小柄なご婦人のバイタリティーにはただただ脱帽させられました。

今回はBランチ（850円）をオーダーしてみました！

ミンチカツ・海老フライ・Wチーズささみフライ・味噌汁・ご飯。

揚げ物メインの構成ですが、ミンチカツは見過ごせませんでした（笑）

断面を確認するとつなぎがやや多めだと分かりますね。

玉ねぎも存在感が残っているタイプでした。

ご婦人ひとりのお店なので、可能な限り手際よく提供できるところを重視した内容なのでしょう。

どこか懐かしい味わいでほっこりさせていただきました。

もう一品はオムライス（690円）

オーソドックスなスタイルのオムライス。

どこから見ても、誰が見ても、間違いなくオムライスと分かるビジュアルです（笑）

ちなみにソースはケチャップとデミソースをお好みでチョイス可能でした。

アップにすると薄焼き玉子の質感が際立ちますね。

この薄さで破れることなくチキンライスを包む技術に痺れました。

約30席くらいの店内には小さな観葉植物の鉢植えがいくつもありました。

一部の椅子やテーブルはかなり経年劣化していますが、それも古い喫茶店の味わいのひとつですね。

コミック本の蔵書数もそれなりなので、探してみればレアな作品に出会えるかも知れません。

訪問は11月半ばでしたが、いち早くクリスマスの装飾が施されていました。

記事のUP時期を想定したご婦人の作戦だったとすれば恐るべしですね（笑）

こちらのお隣にはローマというパン屋さんもあって、懐かしいイズミヤパンの人気シリーズが復刻版的に販売されています。

そちらと併せて、またお邪魔することになりそうなお店です。

イズミヤパンのキャラは何？

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営業時間

・6：40～17：30

定休日

・火曜日

駐車場

・有