和歌山市 島崎町1-13
丸金食堂
今回は創業昭和8年、もしかしたら地元で最も古いかも知れない食堂に初訪問です。
屋形本通りに面したお店は外観的には地味ですがしっかり営業されています。
店頭のショーウィンドーもいい味が出てますね。
年季が入りすぎていて色合いが渋くなっています。
入店するとかなりお年を召したご夫婦が迎えてくれました。
失礼ながら念の為に営業されているかどうか確認させていただきました（笑）
「ボチボチ営業してます」 とのことですので席につき掲示されているメニューに目を通しました。
洋食・和食・麺類と意外にも隙のないメニュー構成には驚きました。
そして、何よりもその価格設定！
かなり安価に設定されているメニューも存在しています。
とりあえず1品目はオムライス（450円）をお願いしてみました。
運ばれて来たオムライスは非常にシンプル。
一切の無駄をそぎ落とした潔さに天晴れでございます。
薄焼き玉子で丁寧に包み込まれた中身は、しっかりケチャップライスでございました。
ボリューム的には丁度よかったと思います。
次にオーダーしたのが、カツ丼（550円）です。
550円というびっくりぽんな価格を目にしてオーダーせずにはいられませんでした（笑）
丼には丁寧にフタがされていて、そのフタを外すと中から玉子に閉じられたカツが現れました。
カツもそこそこ厚みのあるタイプでしたよ。
550円という価格を考えると、充分なクオリティーだと思いました。
そしてもう一品が、かやくうどん（320円）
具材は、玉子焼き・かまぼこ・とろろこんぶ・ネギでした。
大手うどん店のかけうどんでも300円近くする時代に、個人営業のこちらがこの内容で320円（笑）
見た目や味わいについてとやかく言えるものではありませんね。
麺については御想像にお任せします（笑）
90歳を過ぎているかも知れない店主さんが丹精込めて作ってくれた、それだけで充分でございます。
店内は4人掛けのテーブルが4卓でした。 床がタイル張りで時代を感じさせてくれますね。
少し雑然としていているところがむしろ、昭和テイストを増幅させています（笑）
店内中央に大き目の水槽が置かれていました。
夜店の金魚を飼い続けたら、でっかくなっちゃった！そうです。
そして！こちらのお店の最大のセールスポイントがこれだ！
リアル招き猫さんが居るのでございますよ！ これは最近流行の猫カフェならぬ猫食堂ですね。
今は無きたま駅長を彷彿とさせるオーラを放っていました。
カメラを構えると、しっかりと目線まで向けてくれるサービス精神はお見事。
とても大人しい猫ちゃんで嫌がらずに触らせてくれました。
古いお店を発見できて猫ちゃんにも癒されて、とてもいい訪問となりました。
ご馳走様でした。また伺いますね！
にゃんこ先生ってキャラのアニメはどっち！
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営業時間
・9：00～19：00
定休日
・火曜日
駐車場
・なし
TEL 073-422-4945
丸金 （寿司 / 田中口駅、宮前駅、和歌山駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.3